白石蔵ノ介

この道、最果て行き

 私が彼に浮気をされていると気づいたのは、ある日、街中で彼と同じ学校の制服を着た女の子が、彼とふたりで手をつないで、仲良く歩いていたことだった。そのときの彼は…