白石蔵ノ介

ふわふわのきみにゆだねる

 春のやわらかな日射しの差し込む部屋。ベッドに腰掛けるのひざまくらに頭を預けながら夢と現実の境目を浮遊していた俺の意識は、の声によって完全に現実に呼び戻される…