白石蔵ノ介

Good morning

 月曜の朝は憂鬱なはずなのに、彼女が隣にいるだけでそんな気持ちもどこかへ吹き飛んでいく。アラームが鳴る前に目覚めた俺は、まだ夢の世界にいる彼女の髪を撫でた。昨…